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このサイトは日本聖書協会発行の
新共同訳聖書から引用しています。
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週報巻頭言
週報巻頭言 : 聖なる方の約束 (出エジプト3:1–10)
投稿者 : iybpc 投稿日時: 2017-07-23 18:00:00 (12 ヒット)
週報巻頭言

今、行きなさい。わたしはあなたをファラオのもとに遣わす。わが民イスラエルの人々をエジプトから連れ出すのだ。(出エジプト3:10)

エジプト人を打ってミディアンに逃れたモーセは、そこで祭司の娘ツィポラと結婚しました。その祭司の名は2:18と民数記10:29にはレウエル、それ以外ではエトロと記されています。長い年月がたち、モーセの命を求めていたエジプト王が死んだあと、モーセはホレブ山で神から使命を与えられました。火に燃えながら燃え尽きない柴(いばらの一種)は、聖書記者にとっては単なる自然現象ではありませんでした。柴は逃亡中の身であるモーセで、火は神の霊であるという解釈がよさそうです。霊はモーセを燃え立たせ、しかし彼を焼き尽くすのではなくかえって生き生きとさせる、というのです。
 モーセが近づくと、神は「モーセよ、モーセよ」と切迫した調子で呼びかけられます。そこが聖なる(神のために取り分けられた、人の自由にできない)土地だからです。そこでは履物を脱ぐなど、普通の場所とは違ったふるまいが求められます。続いて「わたしはあなたの父の神である。アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である」という声を聞いて、モーセは恐れに打たれました。人は神を見てなお生きていることはできないからです(33:20)。続いて、神は「わたしの民」イスラエルの苦しみと叫びに言及し、「エジプト人の手から彼らを救い出し……広々としたすばらしい土地……へ彼らを導き上る」と宣言されます(8節)。どのように救い出されるのでしょうか。なんとモーセに彼らを連れ出せと言われるのです。
 私のような者には、こんな途方もない課題を引き受けることはできそうにありません。自分などに人々を奴隷の国から連れ出すことができるわけはない、抵抗したところで何の役に立つだろう――そう思ったに違いありません。このあと見るように、モーセもなんとか断ろうとしますが、神に迫られてついに承諾します。モーセだけでなく、今日までさまざまな人々が途方もない課題に立ち向かう道を選びました。聖なる方がこんなにも近づいて来られ、このすねに傷持つ者を通して大いなる業をなさる――そのおそれ多さが決断させるのかもしれません。(高市和久)

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