はじめての方へ
メニュー


このサイトは日本聖書協会発行の
新共同訳聖書から引用しています。
聖書 新共同訳:
(c)共同訳聖書実行委員会
Executive Committee of The
Common Bible Translation
(c)日本聖書協会
Japan Bible Society, Tokyo 1987,1988
週報巻頭言
週報巻頭言 : わたしにはできない (2) (出エジプト4:1–17)
投稿者 : iybpc 投稿日時: 2017-08-06 18:00:00 (42 ヒット)
週報巻頭言

それでも彼らは、『主がお前などに現れるはずがない』と言って、信用せず、わたしの言うことを聞かないでしょう。(出エジプト4:1)

神が「わたしはあなたと共にいる」と約束され、「主」というご自分の名を明かされても、モーセはなお迷っています。人々は名を告げるだけではわたしを信用せず、わたしの言うことを聞かないだろうと言うモーセにとっては、どうやら人々が神を信じ神に聞くか否かより自分を信じ自分に聞いてくれるか否かが問題のようです。エジプト人殺害の前科を持ち、ミディアンの地に寄留する自分は主なる神の預言者にふさわしくないという観念を振り払えなかったのでしょう。そこで神はへびに変わるつえ、重い皮膚病、血に変わる水の三つのしるしをモーセが行うことを許します。もっとも、エジプトの魔術師もへびに変わるつえと血に変わる水のしるしは行うことができます(7:11, 22)。しるしを見て納得するのは最善の信じかたではありません(ヨハネ20:29)。その背後に働かれる方への信仰あってのしるしです。
 次にモーセは口も舌も重いことを挙げて断ろうとします。言語障がいがあったのかもしれません。しかし神は「だれが人間に口を与えたのか」と反論されます。モーセをお召しになった方は、み心を行うためにすべてのよいものをも備えてくださるはずです。それでも「だれかほかの人を見つけてお遣わしください」と言うモーセに神は怒りを発し、レビ人アロンを同行させるように命じられました。アロンがモーセの口となり、モーセはアロンにとって神の代わりとなることが約束されます。必要なものが備えられたゆえか、神の怒りに恐れをなしてか、モーセはイスラエルの民を導き出すという大役を引き受けます。
 手に余る課題。しかし、共にいると約束してくださる方がおられます。なろうとする者になられる自由な方のみ心は成ります。人々が自分の言うことを聞いてくれるか否かを気にするのではなく、(自分も含めて)神を信じ、神に聞くことができるように祈るべきです。そして協力してくれる人を備えていただいたことに感謝することです。広島への原爆投下から72年、核兵器禁止条約が国連総会で採択されました。関係者の労苦とそれを支え続けた希望の力を思いつつ。(高市和久)

♪ 今週の賛美歌を聞く 


印刷用ページ 

市川八幡キリスト教会 千葉県市川市八幡2-1-10 電話047-332-5197
Theme Desinged by 工房ヒラム