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このサイトは日本聖書協会発行の
新共同訳聖書から引用しています。
聖書 新共同訳:
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Common Bible Translation
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週報巻頭言
週報巻頭言 : 多勢に無勢! ええじゃないか!(士師7:1–8)
投稿者 : iybpc 投稿日時: 2017-09-10 18:00:00 (31 ヒット)
週報巻頭言

あなたの率いる民は多すぎるので、ミディアン人をその手に渡すわけにはいかない。渡せば、イスラエルはわたしに向かって心がおごり、自分の手で救いを勝ち取ったと言うであろう。(士師7:2)

300人ですよ。せっかく勇気を出して集まってきてくれた3万2千人を300人に削ってどうします?「3万人2千人いれば、作戦によってはなんとかなるかもしれない」と考えてたのに、それを300人に?1%。もう笑っちゃいますよね。多勢に無勢、もう尋常な勝負にはなりません。話にならない。敵方連合軍は“いなごのように数多く、らくだも海辺の砂のように数多く数え切れなかった”って書いてます。もう敵陣の前で、ひらきなおって“えぇじゃないか”を踊るしかないじゃないですか。
 でもね……。この戦いで、ギデオンをはじめイスラエルが闘わなければならなかったものは、ほんとうは何だったのでしょう。多勢に対して多勢で拮抗する。強い兵力に対しては強い兵力でもって対抗する。そうした「力の論理」と闘うことこそが、神が望んでいたイスラエルのなすべき戦いだったのです。
 農耕神・豊穣神のバアルやアシュタロテへの心移り。それは荒野の40年で経験したはずの「人間の養いは天からくる」ということを忘れ、生産性を高め、富国強兵を願う人間の欲望、拡大の欲望を投影した偶像礼拝でした。富めること・強いことを「力」と考える。そうだから、いっそう強いものに屈服し、富ませるものに膝をかがめる。多勢には多勢で臨まねばならないし、できないなら、強い者、長い物には巻かれるしかない。そんな風に生きてしまった結果、一番大切なことをイスラエルは忘れてしまったのでした。「神が生かす、神が養う、神が共にいる。だから神が共にいる人間としての生き方をしよう」と、そういう生き方を忘れてしまったのです。
 神は、おっしゃっているのです。「あなたが見失いかけている、私の力に拠り頼む信仰を取り戻す闘いをせよ」と。ギデオンに(イスラエルに)、それを命じているのです。(吉高 叶)

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