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このサイトは日本聖書協会発行の
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週報巻頭言
週報巻頭言 : 滅びかかるエジプト (出エジプト10:1–20)
投稿者 : iybpc 投稿日時: 2017-09-24 18:00:00 (50 ヒット)
週報巻頭言

エジプトが滅びかかっているのが、まだお分かりになりませんか。(出エジプト10:7)

イスラエルを去らせないファラオに対して、ぶよ、あぶ、疫病、はれ物、ひょうと、主なる神は次々に災いを下されます。そのたびにファラオは悔い改めたふりをしてモーセにとりなしを頼みますが、災いが過ぎると直ちに約束をほごにします。ひょうが草木の葉や麦の穂を打って農業に大打撃を与えても、ファラオの態度は変わりません。そこで主はエジプトにいなごの大群を送り込み、ひょうの害を免れた農産物を食い尽くさせることにしました。エジプトの全住民に飢えの危険が迫ります。
 モーセたちはファラオに災いを予告しただけで、今回も拒まれたのでしょう、そのまま身を翻してファラオのもとを退出します。しかし、家臣たちが動揺してファラオに妥協を勧めました。「即刻男たちを去らせ、彼らの神、主に仕えさせてはいかがでしょう」。エジプトの滅亡を憂慮せずにはいられないのです。この提案にヒントを得たのか、ファラオはモーセとアロンを呼び戻して男だけを行かせるように誘導します。全員だ、家畜もすべてだとモーセが主張すると、「主とやらいう神がおまえたちと共にいてくれたらいいのだが。しかし荒野では災いが待っているから、男たちだけで行って主に仕えるがよい」と言います。モーセたちの主に対する信仰を皮肉り、女子どもを危険から守るようなふりをして人質に取ろうとしているのです。「君たちはまだ自治能力がないから」と植民地支配を押しつけた帝国主義の論理を思わせます。モーセはエジプトの地につえを差し伸べるしかありません。
 すると主は一昼夜にわたって東風を吹かせ、地が暗くなるほどのいなごの大群をエジプトに送り込みました。ひょうの害を何とか免れた草も木の実もいなごに食い尽くされ、エジプトのどこにも緑のものは残らなかったと言います。ファラオは例によってモーセを呼び戻しますが、「主に対し、またあなたたちに対しても、わたしは過ちを犯した」と過ちを認める点で少し進歩が見えます。しかし、モーセの祈りによっていなごが去ると、またしてもかたくなな態度に戻ってしまうのです。(高市和久)

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