はじめての方へ
メニュー


このサイトは日本聖書協会発行の
新共同訳聖書から引用しています。
聖書 新共同訳:
(c)共同訳聖書実行委員会
Executive Committee of The
Common Bible Translation
(c)日本聖書協会
Japan Bible Society, Tokyo 1987,1988
週報巻頭言
週報巻頭言 : 戦車か神か (出エジプト14:5–18)
投稿者 : iybpc 投稿日時: 2017-10-08 18:00:00 (15 ヒット)
週報巻頭言

恐れてはならない。落ち着いて、今日、あなたたちのために行われる主の救いを見なさい。(出エジプト14:13)

ファラオはついに主なる神に降参して民が荒野で礼拝することを認め、家族や家畜までも送り出しましたが、民がそのまま逃亡したことを聞いて心を変え、イスラエルを労役から(直訳: われわれの奴隷であることから)解放して去らせてしまったことを悔やみ、戦車に馬をつないで追いかけます。戦車は古代の最強の兵器であり、ミサイルを撃つようなものです。前には海、後ろにはエジプトの戦車、進むも引くもならなくなったイスラエルの人々は、モーセに辛らつな抗議を向けます。「エジプト人に仕える(直訳: 奴隷である)ほうが荒野で死ぬよりましだ」と彼らが言ったとはあと知恵の作り話でしょうか。あるいは「あなたたちのおかげでわれわれはファラオとその家来たちに嫌われてしまった」(5:21)と言ったとき、すでに奴隷であることを選んでいたのでしょうか。
 モーセが「きょうあなたたちのために行われる主の救いを見なさい」、「静かにしていなさい」と言うと、主なる神はモーセにつえを上げて海を二つに分けるように命じました。まず雲の柱(13:21)がイスラエルの後ろに回ってエジプトから守り、イスラエルの前では神が激しい東風で海を押し返し、海を陸地に変えてイスラエルの道を開きます。続いてエジプト軍も海の中に入って来ますが、朝の見張りのころ(夜明け前の3、4時間)神の救いの業が始動してエジプト軍をかき乱し、海の向こう側に引き返すエジプト軍をひとり残らず水が飲み込んでしまいました。もはや奴隷の家に連れ戻される心配はありません。一度は恐怖に襲われてモーセに詰め寄った民も、主を恐れ、主とモーセを信じました。
 イスラエルの人々は長い奴隷の生活にすっかり慣れてしまい、その束縛を捨てて自由に生きることが想像もできなくなっていました。出て行ったら災いが待っている(10:10)と繰り返し教えられていたことでしょう。だからファラオの戦車隊を見て恐れるのですが、エジプトのすべての戦車をもってしてもイスラエルに自由を与えることを決断された神の意志を曲げることはできませんでした。(高市和久)

♪ 今週の賛美歌を聞く 


印刷用ページ 

市川八幡キリスト教会 千葉県市川市八幡2-1-10 電話047-332-5197
Theme Desinged by 工房ヒラム