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このサイトは日本聖書協会発行の
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週報巻頭言
週報巻頭言 : 自由を保ち続けるために (出エジプト20:1–17)
投稿者 : iybpc 投稿日時: 2017-11-26 18:00:00 (16 ヒット)
週報巻頭言

わたしは主、あなたの神、あなたをエジプトの国、奴隷の家から導き出した神である。 (出エジプト18:2)

エジプトから導き出されたイスラエルの人々は、シナイの荒野で律法を授けられます。その最初のものが「十のことば」です。せっかくファラオから自由になったのに、今度は神に束縛されるのでしょうか。そうではありません。序(2節)が言うように、「あなたをエジプトの国、奴隷の家から導き出した神」が、彼らが二度と奴隷に戻らないために言われるのです。実際、「……てはならない」と訳されているところは古代ギリシャ語訳のように「……ないであろう」と訳することができます。主なる神の強いみ手によって自由を得た民が、その神を悲しませるようなことをするはずがないという思想が基盤なのです。「十戒」という通称に反して、「戒め」や「命令」などの語はこの段落に現れないことにも注意しておきましょう。
 第一〜四戒(3–12節)は神と人との関係の指針です。主なる神が奴隷の身分から解放してくださったのですから、その神のみを愛し、礼拝するのは当然です。イスラエルの民が後にこの神に背いて豊作を約束する神にすり寄っていったように、自由と富とを引き換えにはできません。神が人を造られたのですから、人が像を造って神と呼ぶような逆立ちもできません。神が人々を自由にするために示された名を唱えて自己の利益を図ることもできません。七日目は神ご自身の時間であり、人が労働のために使うことはできません。
 第五〜十戒(12–17節)は人と人との関係の指針です。神が解放してくださったのですから、いっしょに解放された隣人から自由を奪うことはできません。年老いた両親を見捨てることも、命を奪うことも、人妻に夫を裏切らせることも、盗むことも、隣人が裁かれているとき偽証することも、隣人の家、妻、奴隷、家畜を横取りすることも、皆隣人の自由を損なうことです。そんなことはできません。キリストは、神を愛することと隣人を愛することの2点に律法を要約されました。それをより詳しく言えばここに挙げられた十のことがらとなります。キリストによって自由を得たわたしたちにとっても、依然として生きる指針なのです。 (高市和久)

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