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このサイトは日本聖書協会発行の
新共同訳聖書から引用しています。
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週報巻頭言
週報巻頭言 : 聖霊に助けられて生きる (ヨハネ16:4後半–15)
投稿者 : iybpc 投稿日時: 2018-05-20 18:00:00 (35 ヒット)
週報巻頭言

真理の霊が来ると、あなたがたを導いて真理をことごとく悟らせる。 (ヨハネ16:13)

今日はペンテコステ、「聖霊降臨日」です。主イエスの十字架と復活を経験した弟子たちが、聖霊を受けて立ち上がり、福音の宣教のために進み始めた転換の日です。宣教活動を命とする教会の「誕生の出来事」だと言えるでしょう。その聖霊について思いを馳せていきたいと思います。 
 聖書(創世記)には「人は土からつくられ、神がそれに息を吹きかけた。そして人となった」と語っています。いっけん非科学的なようですが、人間にとっての事実と人間の命や人生の神秘の両方をよく言い当てています。人間の肉体は確かに「土」から、つまりさまざまな分子・物質の結合によってできている「土塊」のようなものです。それだけでは生きた生命ではありませんが、その土塊に神の息が吹きかけられていて、霊肉が整えられて「生きる存在」となります。人間は、私の存在を存在たらしめた神との深い交わりを求める霊的な動き、すなわち霊性を、肉体の中に備えられています。霊性とは、単に知識や知恵のことではありません。心、精神、情緒、感情、感覚、意思、それらをすべてを包括し、かつそれらすべてを統合するものだと言えます。いいえ肉体をも統合します。神との深い交わりに従って、「生きる」ということを統合しようとする動きのことを霊性(スピリチュアリティー)ということができます。神のみ声を聴きわけようとし、神の想いやまなざしを見つめ、神の招きに応えて生きようとする人間性のことだ、とも言い換えられるかもしれません。(自己陶酔的な忘我状態とは何の関係もありません!)
ところで、人間は常に、その霊性を育もうとする力と、損なおうとする力との双方に直面しながら生きているのだと言えます。たとえば、人が交わりに包まれたり、希望によって支えられたり、何といっても愛されている実感に結ばれているときに、その人格全体に平安を得ることができるでしょう。しかし逆に、人が計算ずくの関係や、利用主義の価値観や、物質的・肉体的なことだけを求められるつながりなどにさらされ続けてしまうと、その人格は著しく傷つけられ、不安に襲われてしまうのではないでしょうか。ですから、わたしたち人間が(その霊性にとって)「愛に支えられていること」「希望に結ばれていること」の大切さをおぼえたいのです。
神さまは、この人間の霊性を育もうとして下さっています。常に、愛と祝福と勇気を与えようとしてくださっているのです。そして、わたしたちを助け、守り、導くために、届けてくださっているものが聖霊なのです。(吉高 叶)

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