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このサイトは日本聖書協会発行の
新共同訳聖書から引用しています。
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週報巻頭言
週報巻頭言 : 主のみ名を呼ぶ (列王下2:1–18)
投稿者 : iybpc 投稿日時: 2018-05-27 18:00:00 (64 ヒット)
週報巻頭言

エリシャは落ちて来たエリヤの外套を取って、それで水を打ち、「エリヤの神、主はどこにおられますか」と言った。(列王下2:14)

バアル礼拝を導入したイスラエル史上最悪の王のひとり、アハブとその子アハズヤに主なる神の裁きを預言し続けたエリヤに最後の日が来ました。神はあらしを起こしてエリヤを天に上げられたのです。主に遣わされるままにギルガルを出てベテルへ、エリコへ、さらにヨルダンへと向かうエリヤ。そのつど「あなたはここにとどまっていなさい」とエリシャから離れようとしますが、エリシャはどこまでもついて来ます。もうエリヤといっしょにいられないことはエリシャもわかっているのです。エリシャがヨルダン川も渡ってなおついて来るのを見て、エリヤが「あなたのために何をしようか。何なりと願いなさい」と水を向けると、エリシャは「あなたの霊の二つ分を」と願いました。別にエリヤの倍の霊がほしいと言うのではありません。イスラエルでは相続に際して長男だけはほかの息子たちの2倍を受けられることになっていました(申命記21:17)。つまり自分にエリヤの長子=後継者の資格を認めてほしいと言うのです。
 エリシャの願いは真剣なものでした。バアル礼拝と戦って貧しい人々の権利を守る預言者の働きは、だれかが受け継がなければなりません。しかしその願いはエリシャはもちろんエリヤの権限をも超えています。それをエリヤに願うエリシャは何か勘違いをしているようにも思えます。エリヤは「わたしが取り去られるのをあなたが見れば、願いはかなえられる」と答えます。正当にも願いの成否を神の決定にゆだねたのです。エリヤの昇天を見て、エリヤは「わが父よ、わが父よ、イスラエルの(信仰の)戦車よ、その騎兵よ」となお呼び続けますが、二度とその姿を見ることはありませんでした。
 エリシャの手には、エリヤの外とうだけが残されました。いや、エリヤの神、主のみ名を呼ぶことも残されていました。み名を呼ぶ者となったエリシャは、もはやエリヤを引き止める必要がありません。エリヤの体を探し回る必要もありません。「主のみ名を呼ぶ者は皆救われる」(ヨエル3:5)からです。(高市和久)

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