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このサイトは日本聖書協会発行の
新共同訳聖書から引用しています。
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週報巻頭言
週報巻頭言 : 神が示す方向(ヨナ1:1-5・2:1-3)
投稿者 : iybpc 投稿日時: 2018-07-16 18:13:43 (66 ヒット)
週報巻頭言

しかしヨナは主から逃れようとして出発し、
タルシシュに向かった。 (ヨナ書1:3)

ヨナは、紀元前8世紀の北王国イスラエルの預言者です。神はヨナにアッシリアの都ニネベへ行って預言をするように命じます。その内容は「悪を悔い改めて行いを改めなければ、まもなく神の審判が下り滅ぼされる」というものでした。しかし、ヨナはこの命令に従わず、反対方向のタルシシュ(現在のスペインの辺り)に逃げて行きます。
しかし、神はヨナが逃げるのを許しません。神はヨナの乗った船に嵐を送り、身動きが取れないようにします。船員たちはそれぞれ自分の神に助けを求めながら必死になって船が沈まないように努力します。しかし、ヨナは船底に降りて横になって安心しきってぐっすりと眠っていました。しばらくすると、船長がヨナのところに来て「寝ているとは何事か」とたたき起こし、「この嵐の原因はお前にある」と言いました。ヨナは自ら責任をとって海に投げ込まれるようにしました。
この船の中で眠っているという場面は、マルコによる福音書4章35節以下にも似たような場面があります。ガリラヤ湖でイエス様が嵐を静めたというところです。
ヨナは神の命令に背き、タルシシュに向かう途上で大嵐に遭ったとき、「これでもう、神様から逃げることができた」と安心しきって眠っていました。一方、イエス様が乗った船もまたガリラヤ湖で嵐に遭いましたが、イエス様は神様に信頼していたので平安のうちに眠っていました。両者は嵐に遭うことも、船で眠っていることも共通していますが、中身が全く対照的です。イエス様の船は「向こう岸に渡ろう」というイエス様の呼びかけに従って、「向こう岸」に向かっていました。しかし、ヨナの乗った船は神様が示した方向とは逆の方向に向かっていました。
私たちの人生にも嵐が襲ってくることがあります。そのとき私たちはどちら向きの船に乗っているでしょうか?
(松 準)


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