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このサイトは日本聖書協会発行の
新共同訳聖書から引用しています。
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週報巻頭言
週報巻頭言 : 「小さい者を用いる神」(士師記7章1節〜8節)
投稿者 : iybpc 投稿日時: 2018-09-09 20:06:44 (12 ヒット)
週報巻頭言

主はギデオンに言われた。「民はまだ多すぎる。彼らを連れて水辺に下れ。そこで、あなたのために彼らをえり分けることにする。」
               (士師記7章4節)

士師記には、モーセの後継者であるヨシュアの死の直後から預言者サムエルが登場するまでの、イスラエル民族の約300年間の歴史が書かれています。
今日の聖書の個所はギデオンという士師の物語です。前の4章と5章で、デボラとバラクの活躍によってイスラエルは解放され、40年の間平穏の時を過ごしました。しかし、「イスラエルの人々は、主の目に悪とされることを行った。主は彼らを7年間、ミディアン人の手に渡された」(6:1)とあるように、今度はミディアン人から圧迫されるようになったのです。そこで彼らは主に助けを求めます。すると、主はミディアン人から隠れて酒ぶねの中で小麦を打っていたギデオンに召命を与え、ギデオンを通してイスラエルを救おうとされるのです。
彼(ギデオン)は言った。「どうすればイスラエルを救うことができましょう。わたしの一族はマナセの中でも最も貧弱なものです。それにわたしは家族の中でいちばん年下の者です。」(6:15)この主からの召命に対する弱腰な態度は、モーセやサウルやエレミヤにも共通しています。そんな気の弱いギデオンに主は「わたしがあなたと共にいるから、あなたはミディアン人をあたかも一人の人を倒すように打ち倒すことができる」と言って励まします。
ギデオンは民を率いてエン・ハロドのほとりに陣を敷き戦いに備えます。その数3万2千人。それに対してミディアン人は13万5千人。ギデオンたちは圧倒的に不利です。しかし主は「あなたといっしょにいる民は多すぎる」と言われ、最終的に300人にまで減らすのです。その300人とは、水を飲む際、犬のように舌で水をなめる者ではなく、水を手にすくってすすった者。即ち、水を飲むことだけに気を奪われず、周囲に気を配りつつ、事態の変化にすぐに対応できるような姿勢の者です。それは、主が人の戦闘能力や体力を見ておられるのではなく、人の姿勢を見ておられるということです。日常生活においてその人がどれだけ主に目を向け、自分の基準ではなく神の基準で物事を考えているかを見ておられるのです。敵を恐れず警戒心の強い優秀な兵士を主が選んだのではなく、常に主に意識を置いている人を選び、ご自身の計画のために用いようとされるのです。
(松 準)


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