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週報巻頭言
週報巻頭言 : 教会の元気(テサロニケの信徒への手紙一 1章2−4節)
投稿者 : iybpc 投稿日時: 2018-09-23 12:32:58 (27 ヒット)
週報巻頭言

信仰によって働き、愛のために労苦し、また、わたしたちの主イエス・キリストに対する、希望を持って忍耐している。(第一テサロニケ1:3)

 パウロの伝道人生は苦難の連続でした。彼の伝道旅行は興行ではありませんでしたから、どこへ行っても喜ばれるというものではありませんでした。圧倒的な拒否と排斥と追いだしの攻撃の中で町から町、州から州、国から国を渡っていきました。それでも、その伝道の働きを通して知り合い、信じ合い、結びつき合ったわずかな人々との交わりを心の支えにして彼は進み続けました。
 「彼らは元気だろうか」と案じ、祈り、声をかける。「先生、元気です」と応えが返ってくる。キリストによって生きている事実の「こだま」が、パウロの喜びの全てだったのだと思います。世界的な視野で行動し、物を見ていたパウロでしたが、彼の喜びの中心はただ「一つの教会の元気」にありました。一つの教会の「元気です」が、世界伝道の意気込みと夢を支えたのです。
 テサロニケの教会に手紙を書きながら、パウロが思い起こしていることは、「あなたたちは優しかった」とか「テサロニケでは楽しかった」とかではありません。彼の言葉が言う通り、「あなた方の『信仰の働き』と『愛の労苦』とイエス・キリストに対する『希望の忍耐』」のことなのです。そして、ここには「信仰」「希望」「愛」という、皆さまもよくご存じの宝石のように美しいパウロのあの言葉が登場するのです。
 私たちは、この「信仰と希望と愛」を、キリスト教信仰の核心のようにして聞いたり語ったりしております。そしてその言葉は、あまりにも麗しい。しかし、パウロは美しく素晴らしい装飾の言葉のように、詩的・文学的表現として「信仰と希望と愛」を語っているのではありません。彼は、自分の人生とテサロニケ教会の人々の足下にあった現実の中で「信仰・希望・愛」を見つめ、「信仰とは働きだ」と、「愛とは労苦だ」と、「希望とは忍耐だ」と語っていくのです。                吉高叶

 


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