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このサイトは日本聖書協会発行の
新共同訳聖書から引用しています。
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週報巻頭言
週報巻頭言 : 「むしろ、挫折から始まる」 (ルカによる福音書 22章 31−32節)
投稿者 : iybpc 投稿日時: 2018-09-30 05:56:13 (28 ヒット)
週報巻頭言

しかし、わたしはあなたのために、信仰が無くならないように祈った。だから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。
(ルカ22:32)

最近読んで感銘を受けた本の一つに、深井智朗氏の「伝道」があります。非常に読みやすい本ですので、ぜひ皆さんもお読みになることをお勧めします。その中で深井氏が紹介しているのが、ドイツ人牧師パウル・ゲーレのこの言葉です。「むしろ、すべては挫折からはじまったのではなかったか。」
「伝道」というと、私たちはどんな方法で、どうやったら多くの人が教会に来てバプテスマを受けるかということをまず思い浮かべます。そしてそのためには、どのような「企画・方策・技術」(そして予算)が必要か、また他の教会の成功の実例がないかと考えます。これらの事柄はもちろん大事です。しかし、それよりももっと大事なこと、すなわち聖書がありのままに語っている「伝道」の根本について、私たちは気づかずにいるのではないでしょうか。教会史の専門家である深井氏は言います。「伝道の歴史を見るなら、挫折からすべてははじまったのです。そこから立ち上がることからはじまったのです。その力は私たちの努力や分析や企画力ではありません。真のキリストとの出会いです。」(同書p.22)
 ペトロはガリラヤの一介の漁師であった時、イエスさまに声をかけられ従う者とされました。以来、彼は持ち前の積極的で情熱的な性格のままに、どんな時でも主と行動を共にしてきました。イエスさまが「あなたがたは皆わたしにつまずく」と言われた時、ペトロはすぐさま否定しました。「たとえ、みんながあなたにつまずいても、わたしは決してつまずきません。」(マタイ26:33)彼自身にとっては偽りのない言葉だったでしょう。ところがイエスさまは言われました。「あなたはわたしにつまずく」「しかし、わたしはあなたのために、信仰が無くならないように祈った」と。
ペトロは確かにつまずきました。窮地に置かれたからとは言いながら、自ら三度もイエスさまを知らないと言ってしまったのです。彼は激しく泣きました(ルカ22:54−62)。しかし、その挫折からペトロの再生がはじまりました。復活の主との出会い、新しい人生のはじまりです。 「伝道」のはじまりです。                      (坂元 幸子)


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