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このサイトは日本聖書協会発行の
新共同訳聖書から引用しています。
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週報巻頭言
週報巻頭言 : 「主がお入り用なのです。」 (ルカによる福音書 19章28-40節)
投稿者 : iybpc 投稿日時: 2019-04-01 06:40:32 (48 ヒット)
週報巻頭言

もし、だれかが、『なぜほどくのか』と尋ねたら、 『主がお入り用なのです』と言いなさい。 (ルカ19:31)

エルサレム入場、いよいよその時。イエスさまは、弟子たちが借り受けてきた仔ろば にまたがります。鞍も何もありません。弟子たちは思わず自分たちの服を掛けてイエス さまに座ってもらいました。偉いローマ軍人さんたちが入場するときは、いつも行進の 道に赤い絨毯が敷かれます。一緒にエルサレムを目指していた人々は、「せめても」と 自分たちの上着を道に敷いたのです。この部分、人々の、主イエスへの尊敬の行動とし て読むのが普通なのかもしれませんが、弟子たちや、期待してついてきた人々の、「少 しでも威厳を示したい気持ち、飾りたい気持ち」があらわれてしまった部分だとも読め るのではないでしょうか。 オリーブ山の坂を下るとエルサレムの門です。弟子たちは、極度の興奮状態に陥りま す。37節にありますように、「弟子の群れはこぞって、自分の見たあらゆる奇跡のこと で喜び、声高らかに神を賛美し始めた」のです。イエスさまの人間の力を超えた奇跡の 数々を今思い浮かべています。それを重ね合わせています。そしてエルサレムでどんな 力を発揮されるのかぞくぞくしています。この新しい王イエスと並んで自分たちが都 で栄光を受ける時が間近に迫った・・・弟子たちは興奮の絶頂にあるのです。この興奮 は、相当数の民衆にもすでに伝播していたものでした。ルカによる福音書以上に、マタ イやマルコ福音書の方が、たくさんの民衆が熱狂的にイエスの一団を迎え入れたこと が書かれています(時間が許される方は、その並行記事も読んでおかれると良いでしょ う)。 そうした中、仔ろばを所望し、その背にまたがってエルサレムに入っていったイエス さまの目は何を見つめていたのでしょう。イエスさまはその興奮と熱狂の中で何を想 っておられたのでしょう。 弟子たちのこのときの興奮は、やがて水を浴びせられていきます。群衆の熱狂は、わ ずか数日後には罵声に変わります。誤解に基づいた興奮、薄っぺらい熱狂でした。あっ というまにひっくり返る、軽い、残酷な熱意でした。 (協力牧師 吉 叶)


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