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このサイトは日本聖書協会発行の
新共同訳聖書から引用しています。
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週報巻頭言
週報巻頭言 : 「徴税人の仲間」 (マルコによる福音書 2章13-17節)
投稿者 : iybpc 投稿日時: 2019-04-07 17:57:21 (68 ヒット)
週報巻頭言

医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。わたしが来た のは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。 (マルコ 2:17)

福音書は、たくさんのイエスの言葉を伝えています。これらは、イエスご自身が 書き残した言葉ではなく、イエスは、こんな状況の時に、誰々に向かって、このよ うに話された、という形で伝えられています。ですから、イエスの言葉は、言葉の 意味だけではなく、どのような状況で、誰に向かって、どのようなニュアンスで語 られたのかを考え、推し量ることでより深く味わうことができると思います。 わたしたちはイエスの言葉を聞くときには、イエスが語っている現場に立ち会っ て聞かなければなりません。イエスに付き従った群集の一人として、その場にいる 者の一人として聞かなければなりません。イエスの言葉はその言葉が語られた現場 でこそ生きているのです。 イエスは、ガリラヤ湖のほとりで収税所に座っているレビに声をかけます。「わ たしに従いなさい。」イエスの声に立ち上がったレビの家に行き、一緒に食事の席 につきます。 ファリサイ派の律法学者は黙っていられない。弟子たちに嫌味を込めて言いまし た。「おまえたちが先生と言っているあの男は、どうして徴税人や罪人と一緒に食 事をするのか。」イエスはこれを聞いて、「医者を必要とするのは、丈夫な人ではな く、病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くた めである。」さあ大変、イエスは、「わたしは罪人を招くために来た、徴税人を招く ために来た。」と宣言してしまいました。これはファリサイ派に対する痛烈な批判 にほかなりません。一緒に食事をしないことはもちろん、はっきり徴税人を差別し、 排除するファリサイ派の人々に対して挑戦状をたたきつける気配があります。イエ スは正しい人は招かないと言っているのです。これには弟子たちも驚いたかもしれ ません。しかし、この現場で立ち会っていた者であればこそ、イエスがどんな思い でこんなことを言ったのか察したことでしょう。 (関 玖仁男)


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