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このサイトは日本聖書協会発行の
新共同訳聖書から引用しています。
聖書 新共同訳:
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Common Bible Translation
(c)日本聖書協会
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週報巻頭言
週報巻頭言 : 「とにかく居させて、隣に。」ルツ記 1 章 7 節 b-19 節 a
投稿者 : iybpc 投稿日時: 2019-09-08 22:43:10 (47 ヒット)
週報巻頭言

わたしは、あなたの行かれる所に行き、お泊まりになる所に泊まり ます。あなたの民はわたしの民、あなたの神はわたしの神。 (ルツ記 1 章 16 節)
【敬老感謝礼拝に寄せて】 “白髪は輝く冠、神に従う道に見いだされる”箴言 16 章 31 節 日の出とともに農場で働き、日没とともに家に帰り、親子三代の家族が大きな机を囲 んで夜の時間を過ごす。そうした農夫の家族が、一年に一度「家族写真」を撮っていま した。祖父母を真ん中に、家族がぐるり囲んで写っている写真です。そのような写真が、 以前の典型的な家族写真の構図でした。やがて、工場がつくられ都市が形成されました。 この農夫たちの家族も都市へと移り住みます。合理化された工場で、父が働き、兄が働 きました。収入は安定していきました。ところが、一年に一度撮り続ける写真の構図は 明らかに変わってしまったのでした。父が真ん中、そして母と兄。子どもたちが囲み、 はしっこに祖父母が写るようになっていたといいます。 20 数年で教育を終え、40 数年生産し、65 歳で引退、あとは“余生”。戦後、復興と経 済成長期に急速につくられ、多くの日本人がそのように当てはめられてきた枠組みや価 値観は本当にそれでよかったのでしょうか。 機能性、合理性、生産性が価値観となる世界では、中心は元気に働く者であり、次に その予備軍、周辺に引退者という位置取りになってしまいます。でもそうした構図はち っとも優しくありません。温かくありません。教会はどんな「家族写真」を撮りまし ょうか。 「超高齢社会」と定義される時代を生きる以上、当然のことですが教会もまた高齢者た ちがたくさん生きている場になります。それはほんとうに豊かな風景です。「高齢者」と いう名前の人はいないので、そこにおられるのは 齢 を重ねられたお一人ひとりです。そ よわい のように人生を長く歩んだ方々がいる場には、生への慈しみと命の深みが満ちています。 キリスト教信仰の核心は「復活信仰」です。復活の福音から人生の苦楽を再解釈する 人生観です。そこでは、労苦に新しい意味が聞かれ、また語り直されます。生も死も、 喜びをも苦悩をも包み込みながら注がれる主の祝福を、子どもたちもいっしょに、その 交わりの中で味わっていきたいものです。 吉 叶


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