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このサイトは日本聖書協会発行の
新共同訳聖書から引用しています。
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週報巻頭言
週報巻頭言 : 「希望をつなぐ」 エレミヤ書 29 章 10-14 節
投稿者 : iybpc 投稿日時: 2019-11-10 20:03:47 (27 ヒット)
週報巻頭言

わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、 と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。 将来と希望を与えるものである。 (エレミヤ書 29:11)
1994 年にルワンダで起こったジェノサイドから 25 年が経ちました。人の身体と心に、 そして社会とその歴史とに途方もない傷が彫りつけられました。果たして加害者(とそ の家族・子孫)と被害者(とその家族・子孫)とが、共に生きていくことは可能なのか、 非常に深い難題が彫り込まれたのです。そのような中、REACH というキリスト教 NGO が「加害者と被害者の癒やしと和解」に取り組むプログラムを始めました。佐々木和之 さんは 2005 年からその働きに参与し、 「癒やしと和解」の実践に携わって来られました。 佐々木さんは鹿児島大学で農業を学ばれ、卒業後は国際飢餓対策機構の派遣員として エチオピアに駐在されました。そこで持続的な農業技術の指導などにあたられ貧困を克 服していく共同体づくりに携わられました。けれども繰り返される戦争によって村々か ら若い命が失われ、また耕した土地が荒れていく事実に幾度も直面されながら、「戦争」 そのものが根絶されないかぎり持続可能な生命の場づくりが台無しになっていくことに 強い問題意識を持たれていきます。そのような時、佐々木さんはジェノサイド事件間も ないルワンダに出会い衝撃を受けます。「あなたは、あの日、どこで、何をしていました か。」ジェノサイド被害者たちからの鮮烈な問いかけを自分自身に向け、「責任」を背負 って改めて米国やイギリスでの学びへと挑まれます。紛争そのものの予防と紛争後の和 解の道筋を研究する「平和学」という学問です。集中的に学び、「博士号」を取得した佐 々木さんは、そのままルワンダに赴き、和解のプロセスに参与し始めたのでした。 佐々木さんは、ルワンダで「和解と癒やしのセミナー」に取り組むと共に、「償いの家 づくりプロジェクト」「養豚プロジェクト」「花畑プロジェクト」などを開発し、自ら現 場でリードしながら、加害者と被害者(とその家族)の“和解のできごと”に数多く与 ってこられました。「悔い改め」と「癒やし」と「和解」と「協働」と「再生」とが密接 に結び合ってもたらされる「修復的正義」という道筋に光をあててこられたのです。 やがて、平和構築にはどうしても教育(歴史を記憶し平和を創造する次世代の人々の 育成)が必要であることに想いを強くされ、2011 年に PIASS(プロテスタント人文社会 科学大学)の平和・紛争研究学科の立ち上げに関わり、周辺諸国からも留学生を受け入 れて、平和構築のための後進の育成にあたっておられます。
               佐々木和之宣教  吉盂雉


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