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週報巻頭言
週報巻頭言 : 「荒野に響く希望のうた」ルカによる福音書 2 章 8-20 節
投稿者 : iybpc 投稿日時: 2019-12-22 21:20:47 (44 ヒット)
週報巻頭言

羊飼いたちが野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた。 すると、主の天使が近づき、主の栄光が周りを照らした。 (ルカ 2:8-9) “救い主がお生まれになった”という知らせは荒野に届けられました。人々の暮らしが行 き交う町の外側。壁の外、町の明かりが届かない真っ暗な荒野の空で、天使たちは歌をう たいました。その歌を聞かされたのは、卑しいぞと嫌われ、汚いぞと避けられ、壁の中に は居場所を与えられず、寒さと暗闇に身を横たえ、獣の遠吠えに怯えながら生きるしかな かった羊飼いたち。放ってはおけない羊の群れに、それでも寄り添う人々でした。 荒野の闇と羊飼い。それが象徴している人間の事実が、私たちの人生や自分の身の周り にとても満ちていると思えます。不安、痛み、怒り、疲れ、無理解、理不尽、困惑、孤独、 残酷、攻撃、試練、後悔、絶望・・・。そのいくつかが繋がり、そのいくつかは重なって、私 に、私たちに覆い被さってくる。そんな気持ちになることがあります。私たちは、間違い なく闇に包まれています。でも、生きている以上、暗闇から逃げ切ることができないよう な気がします。生きるってほんとうにしんどい。それ がまぎれもない事実。でも、その闇の中にイエス・キ リストがお生まれになったことも大切な事実。暗闇に 閉ざされていた羊飼いたちが歌を聞いたことも事実。 そして、羊飼いたちが訪ねていける場所があったこと が、クリスマスの大事な事実なのです。だとしたら、 その事実を、私のもう一つの事実にしたいです。 人生の苦悩によって暗くさせられている心のなんと 多いことでしょう。この社会の理不尽や暴力によって 暗くさせられている心のなんと多いことでしょう。 でも、天使たちは、そんな心に向けて光を照らし歌を うたってくれています。暗い心が天を見上げて立ち上 がり、光を信じて歩きだせるようにと。 飼い葉桶に寝かされた赤ん坊を見て、「あぁこれか らも荒野の闇の中で、羊たちを引き寄せ、歌をうたい ながら生きて行こう」と羊飼いたちが歩みだす。私た ちもそのような道を、歌いつつ辿りたいものです。 『


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