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このサイトは日本聖書協会発行の
新共同訳聖書から引用しています。
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週報巻頭言
週報巻頭言 : 「イエスがつながる。 私たちもつながる。」ヨハネによる福音書 15 章 4-9 節
投稿者 : iybpc 投稿日時: 2020-03-15 17:26:29 (41 ヒット)
週報巻頭言

わたしにつながっていなさい。わたしもあなたがたにつながっている。 (ヨハネ 15:4)
ぶどうの栽培は、ユダヤの農業の主要なもののひとつでした。元来、パレスチナ地方 は土地がごつごつしているので、どうやらそれがぶどうの栽培にたいへん適しているの だそうです。 ぶどうは、陽当たりの良い山腹、その斜面によく実るのだそうです。その山腹を平ら にし表土を保つために、丘の地形に応じて周囲に石を積み上げ、幾重にもささえるよう に壁(石垣)を造っていたようです。この石垣は高さが 60 センチから1メートル以上も あり、この石垣を維持・管理していくために多くの労力を要したと言われています。 パレスチナのぶどう園では、ぶどうの枝はたいてい地面を這っていて、私たちが知っ ているような柵や棚に支えられているようなものではありません。たいていの枝は這う ままになっていて、それらは地面や石垣を覆い、また山葡萄や樫の木などそこいらじゅ うの木に這い登って、くるくると梢の先まで巻き付いたりして実を付けたようです。 ぶどうの枝は、そのように縦横無尽に伸びていきます。ですから、ぶどうの幹からは すっかり離れていて他の木に巻き付いている枝などは、あたかもその木の枝のようにさ え見えてしまうのです。たくましいかぎりです。けれども、たとえそうであったとして も、何かの拍子に幹から断ち切れてしまった枝は、まもなく枯れてしまい、無惨な姿を 地面や石垣の上に横たえることになります。農夫たちは、そのような枝を引っ張り上げ て取り除き、農園の外にある焼き場で焼くのです。 ぶどう園と手入れの様子、イエス様の時代にだれもが目にしていたこの風景をたとえ にして、イエスは、人間の命や人生のイメージを語り聞かせてくださいました。わたし たちが生きるというときに、いくつものつながりの中に生きていることを教えてくれて います。ぶどうの木があり、枝があり、実りがある。農夫もいる。そこを流れる見えな い樹液の養分がある。そのつながりをイエスは思い描かせます。 イエスがこのたとえを語ったのは、弟子たちとの最後の別れの夜、彼らの足を洗い終 わった流れの中でです。「わたしにつながっていなさい。わたしもあなたがたにつながっ ている。」彼が伝えたかったことはこのことだったでしょう。「わたしはあなたがたにつ ながっているいるのだ」と。イエスへの忠実とか従順の教説として平板化することなく、 イエスの、わたしたちへの決意と愛の言葉として、この言葉を受けとめたいのです。叶


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