クリスマス、愛の起点 (ルカ1:26–38)

投稿日時 2017-12-24 18:00:00 | カテゴリ: 週報巻頭言

あなたは神から恵みをいただいた。あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい。(ルカ1:30–31)

クリスマスおめでとうございます。クリスマスは、天地創造(はじめ)以来の神さまの言(愛と祝福の想い)が肉体(歴史の中で具体的な人)となった出来事です。神さまの愛が私に宿ったことを祝う祭りです。
 1971年に『二十歳の原点』という本がベストセラーになり、2006年に新装版が発行されました。学園紛争のさなかに理想を砕かれ恋に破れ、大学のキャンパス(人生)の孤独者になっていった高野悦子さん。当時二十歳の痛烈な魂の叫び、「孤りであること・未熟であること・それが私の原点である」という有名なことばを彼女は遺し、逝きました。この『二十歳の原点』は父親が彼女の死を悼んで彼女の日記を出版したものです。その日記の5月7日にはこのように書かれています。
 「どうしたって他者が気になる。『他者を通じてのみ自己を知る』か。どこかに、この広い宇宙のどこかに、私を見つめているsomeoneがいるに違いない。会って話がしてみたいものだ。」
自分を見つめるsomeone「誰か」。それは誰だろうか。人間は見つめられて生きている。自分のことを本当に見つめてくれるsomeoneとは誰なのか。これが感性豊かな高野悦子さんの問いであり、彼女が自己の原点と定義した「孤独であること」から放たれた魂の叫びでした。さて、みなさん。あなたを見つめる誰かとは誰ですか。
 あなたを見つめる目があります。あなたを見つめ、あなたを探すsomeoneがいてくださいます。それが神さまです。あなたへの神さまの愛のまなざしです。この神さまの限りない愛があなたに(人類に、ではなく)宿っているのです。生まれたのです。そのしるしがイエス・キリストです!これを「福音」と言います。クリスマスはこの福音(良き知らせ)を自分の中に聴き取り、喜び祝う祭りなのです。
“おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。”ルカ1:28(吉高 叶)

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